清澄白河の隣!知る人ぞ知る下町「森下」グルメ23選
ブルーボトルや現代美術館などアートでオシャレな街として注目を集める清澄白河の隣の駅、森下をご存知でしょうか?
江戸時代から深川神明宮として栄えてきた下町は知る人ぞ知るグルメスポット! しかも最近は、清澄白河の活況の中、イタリアンレストランやオシャレカフェまで続々オープンラッシュが続いております。
今日はそんな森下に足を運びたくなる素敵グルメスポットを余すことなくご紹介したいと思います。範囲は森下駅の各出口から徒歩8分以内で行けると私が思うエリアに絞りました(つまりざっくり)。
下町の味、食べ歩き篇
まずこちらは やってたらラッキー!なたいやき屋さん。不定休で営業時間も何のその、ちょっと目を離した隙にクローズしてしまうマイペースなお店です。
おじいさんが1枚1枚丁寧に焼いてくれる香ばしいこのたい焼き、ぎっしりつまったあんこがたまりません。
続いて、森下を「カレーパンの町」と言わしめる元祖カレーパンを売るパン屋さん。カレーパンの焼き上がり時間は1日3回、7,11,15時。
こんがり揚げたパン生地の中にまろやかなカレーの具材が詰まりなかなかの重厚感です。
特にお昼は焼き上がり時間めがけてお客さんが殺到します。カレー系のパンは他に辛口カレーパンや焼きかレーパンなんかもあります。
カレーパンばかりが注目されますが、カレー以外のパンもどこか懐かしさを感じるあんぱん、メロンパン、羊羹をカステラ生地で挟み込んだシベリアなど、どれもとても美味しく、森下に行った際にはぜひお土産として買って欲しい逸品です。
ただし、日曜&祝日はお休みなので注意です!
夏は是非、かき氷の食べ歩きをオススメします。
なんと税込み100円で戦後から長らく営業しているそうです。シロップの種類も豊富なので、何度も通いたくなってしまいます。
夏は子ども達で大行列している模様です。
森下の交差点の目立つ所に店を構えるケーキ屋さん。最近テレビの取材が入ったりして話題のお店で、シュークリームが人気です!
カリッと固めの生地にたっぷりカラメルがかかっていて、ちょっといつも食べるシュークリームとは違った味わい。個人的にはふわっとした方が好きなのですが、友人はここにケーキを買いにわざわざ行ったりするそうで、スイーツ好きの方はぜひお試しください。
老舗でおいしい料理とお酒を楽しむのです篇
森下といえば山利喜です。
逆に森下と聞いてぱっと思い浮かぶのは山利喜という方も多いのでは?
モツ煮込みが有名ですが、串系も人気で個人的にはここのカシラがおいしいんです。あとは季節のお刺身も。
要は何を頼んでも間違いのないお味です。
お酒もワイン、焼酎、日本酒と種類が豊富で、焼酎「百年の孤独」がやたらと壁に張り出され、宣伝されていたような気がします。
いつも満席ですが、新館・本館とあるので2店舗で連携して、少し待てばだいたいどちらかのお店に入れます。
ちょっとお値段が張るので特別なときしか行く機会がありませんが、こちらも馬肉料理の老舗で森下で名高いグルメスポットの1つです。
通りかかると、店の前で写真撮影をするご一行様を見かけることも。
個人的にはちょっと贅沢したいときにランチで行くのがオススメです。昼からもりもり桜鍋をいただくのも乙なものです。
ここも超有名な焼き肉屋さん。いつも店の前には行列ができていて、なかなか入ろうという勇気が湧きません。
土日は17時オープンですが、だいたいみなさん16時過ぎから並び始めて、第一陣が入店します。第二陣が18時ごろから並び始めて、18時半過ぎくらいから入店、ラストが20時頃でしょうか。ただし、早く行かないとどんどん頼める肉の種類が減りますw
とにかくタン塩が美味しいのですが、注文できるのは1回だけ(1人前だけという意味ではなく、最初にまとめてオーダーしないといけないのです)なので、2人以上で来たら遠慮せず2人前以上頼んだ方がいいです。
あぶりユッケや他の塩物も1回だけオーダー可能、それ以外の焼き物も2回しか頼めません。しかも注文するのは店の前で並んでいるタイミングというシステマチックなオペレーション。
いかにも昔ながらという店構えですが、入ってみるとけっこう清潔感のある綺麗な内装で驚きます。
塩モノ以外は並ぶほどじゃないだろうって思うんですけど、あのタン塩が食べたくてまた並びたくなる気持ちはとてもよくわかります。次行くときは塩モノだけ徹底的に攻めようと心に決めています。
続いてもつ焼きです。とにかく下町の居酒屋ってもつ焼きが得意なイメージありますが、ここのは本当においしいです。
きたなシュラン系ですが、リーズナブルでアットホームな雰囲気も居心地が良く、カジュアルにふらっと立ち寄るのにはぴったりのお店です。
あと麻婆豆腐が甘辛くて美味しかったなー。それから〆で頼んだ焼きおにぎり!
鰹節をまぶした醤油がしっかりと塗り込められたかりっかりの焼きおにぎりもツボでした。
清澄と森下のちょうど間にある商店街のらくろ〜ドにあるお店。
威勢の良いおじさんが窓側の網で焼き鳥を焼いていて、ついふらーっと入りたくなるこの昔ながら感がいい。
1階は手前にカウンター、奥に座敷があり、2階席もあるようですが、2階には行ったことがありません。
いわゆる昼から飲んでる系のおじさんもいますが、部活帰りとおぼしきユニフォーム姿の少年がもりもりごはん食べていたりもします。
メニューは魚も鶏系も豊富ですが、鰻が食べられるのがポイント。
森下のカフェも負けてないよ篇
清澄白河でカフェ巡りするならぜひこちらにもいらしていただきたいカフェシリーズ。
昔ながらの喫茶店なのですが、とにかく大繁盛していていつも満席。
その秘密は、「銅板で焼き続けて34年。」と店側が全力アピールする分厚いホットケーキ。パンケーキブームもなんのその、こちらは純然たるシンプルなホットケーキです。
バターと生クリーム、シロップが添えられており、厚さが1.5cmくらいあるので、1枚でなかなかの食べごたえ。
コーヒーもとてもおいしく、ブラジルやマンデリンといったシングルオリジン系のコーヒーはもちろんのこと「森下珈琲ブレンド」「深川珈琲ブレンド」といったオリジナルのブレンドも充実しています。
そして、ホットケーキも珈琲もいいのですが、私のイチオシはナポリタン!!!!
昔ながらのケチャップ風味のナポリタンにたっぷり粉チーズがかかっていて、これがまたコーヒーに合うのです。あとはホットドックやサンドイッチ系のメニューも充実していてそれぞれシンプルに美味しくいただけます。
ランチタイム逃したけどお腹すいた!ってときは迷わず小野珈琲なのです。
3人以上でいってもまず座れないので、1,2人で森下にお越しの際にはぜひ覗いてみてください。
森下のこんなオシャレなカフェが…!?と最初びっくりしてしまったのがこちら。
入口からしてブレーメンな雰囲気が可愛いのですが中に入ると広い店内に可愛い本棚。カウンターに気さくな店長が顔を覗かせています。
お昼はとにかくランチメニューが手間ひまかけて作っている感じでとても美味しいです。時々貸し切りイベントもされているようで、確かにイベントスペースに使うにもほどよい広さです。
夜は照明も控えめで、この界隈では珍しく深夜まで営業する夜カフェというかバーというか。店長曰くけっこう業界人な方々もいらっしゃるそうで、終電後まで時間を気にせずまったり飲みたいときはこちらに立ち寄ります。
こちらは料理つくる気分になれないけれども、とにかくほっとする家庭の味が食べたいなぁというときに行くカフェ、というか定食屋さんというか。
豆腐ハンバーグとか、お魚の西京焼とか、メインのメニューもヘルシーで、おいしいごはん、味噌汁もついてきます。
素晴らしいのは土日営業していること。
散歩途中のヘルシーランチにもぜひ活用したいところです。
2016年に茅ヶ崎から東京に進出!
ニュージーランドの気配漂う爽やかな内装に素材の味にこだわったごはんメニュー、フラットホワイトを初めとするカフェメニューが豊富に揃い、オープンして間もなく地元で愛されるとっておきの場所になりました。
フォントやメニューがどことなくあのパンケーキのbillsにインスパイアされている雰囲気で、リコッタパンケーキもいただけるのですが、私はグルメトーストがお気に入りです。
店員さんがとてもフレンドリーで、いつも話しかけてくれます。
下町だけどけっこう洋食屋さんもあります篇
古き良き居酒屋の立ち並ぶ森下にあるとは思えないハイセンスな一軒家のイタリアンレストラン。
前菜、パスタ、メインディッシュ、デザートまで大充実のコースでランチが楽しめます。
いつもそれほど混んでいない隠れ家的なスポットで2階席は窓から差し込む日差しが気持ちよくて、とてもリラックスした時間を過ごすことができます。
休日のランチにオススメのイタリアンその2です。
食べログは両国にあると主張してますが、森下駅から徒歩3分くらい。
このあたりに住んでいるカップルやおじいさんや一人暮らしの女性が入れ替わり立ち代わり訪れている様子。
ランチの定番メニュー「牛ホホ肉の赤ワイン煮カレー」がとても好きで、よく食べています。
こういう1人でも入りやすいイタリアンはとても貴重です。
夜は夜でごはんもお酒も楽しめるイタリアンバーとして活用できます。友達の誕生日会とか、このお店で貸し切りにしてやったらいいんじゃないかと密かに目論んでいます。
森下でハンバーグならここ!
和風、ロシア風、フランス風とかいろんな種類のソースがあって、ごはんとお味噌汁のセットもあってそんなところが下町感あっていいなぁと。
こちらもいつも満席。席数少ないこともあり、出前にも対応しています。
親子で利用している方もいれば、居酒屋気分でステーキやその他肉料理をビールと共に豪快に召し上がる方もいます。
洋食屋さんなんですが、下町のファミレスといった方がイメージに近い。
すごく美味しいわけじゃないんだけど、ほっとする味のメニューが豊富に取り揃えられています。
ハヤシライス、オムライスといった定番洋食メニューが食べたくなったらここです。
なんとラーメンもあります。至って普通の醤油味のラーメンですw
森下には、フレンチもあります。
カウンターがメインの店内でアットホームなフランス料理とワインを堪能できます。
季節のオススメメニューが充実していて、私が行ったときはホワイトアスパラガスのステーキが美味しかったです。
店員さんがとても優しくて、満席のときは全力で謝罪されましたし、通りがかって覗いていると話しかけられることも。
実はこっちは行ったことないんですが、上で紹介したアンカシェットの隣にあって、異彩を放つひらがなの店名が気になって仕方ないフレンチレストラン。
下町レストランな雰囲気いいですよね。ぜひいってみたい!
最近オープンした山利喜の隣の隣の隣くらいで妙にオシャレなオーラを出しているアメリカ料理のレストラン。
森下界隈で珍しく店内が広く隣のテーブルとの間隔にも余裕があります。親子連れを積極的に受け入れていて、子ども用の椅子も用意されてました。
ランチで行くと次から次へと子ども連れのかたが来店されて、すっかり地元で愛されるお店になってきてるんだなと微笑ましい気持ちに。
ランチで利用したことしかないのですが、ここの特徴はこだわりのパスタと焼きたてのパン!
ランチのメインがドリンク、パスタ、パン、サラダのセットなのですが、そのパスタがフィットチーネとかニョッキとか普通あまり出さないようなラインアップ。
でもハイライトは最初に出てくる焼きたてパンです。クロワッサンとパンオショコラを選択したのですが、どちらもふわふわで温かくて付け合わせのパンなのに美味しい!と嬉しい気持ちになります。
トミーノでも美味しいパンが出てくるのですが、メインでないお料理にもちゃんと配慮されているレストランは良いです。
コーヒーは普通な感じなのでカフェ的なこだわりを期待するとがっかりするかもしれません。
分類しがたいけど押さえておきたい森下グルメ篇
下町といえば鰻ですよね!
こちらの尾張屋さんはのらくろ〜ドにあるお店で席は2階に2テーブルしかなく、昼も夜もすぐ満席になってしまうのでなかなか入れず、なくなり次第終了!なのです。
1階ではおばちゃんたちがせっせと鰻を用意しているのですが、だいたいいつも「ごめんねー、ちょうど終わっちゃったところなの」と謝られます。
で、一度だけランチで利用したのですが、ふっくら香ばしいうなぎが2000円というリーズナブル価格でいただけて、しかも2階はたたみのテレビ付きのお部屋で、おばあちゃんちで鰻を出前したかのようなリラックス感!
鰻にうるさい私にもしっかり刺さる下町の鰻屋さんでございました。
テレビ取材もちょくちょく入っているこの界隈で有名なおそば屋さん。
実は入ったことがないですが、森下の交差点すぐのところにあって、少し高級ですが美味しいおそばが食べられるということで、森下グルメを語るにははずしてはならないお店かなと思います。
近々ぜひ行ってみてレポート追記したいと思います。
京金さんにはなかなか敷居が高くて入れないので、やたらとこのむら田にいきます。
ごく普通の下町のおそば屋さんなんですが、居酒屋メニューが充実していて、夜も遅くまで営業しているのと、どんぶり系もおいしいのでがっつりいきたいときも胃の調子が悪いときもちょっと軽く飲みたいときもやたらとここに行きたくなる不思議。
店内も広いので満席ということはまずないですし、一人でも家族でもフレンドリーなおばちゃんが元気に対応してくれます。
1度相撲部屋の人に囲まれて、とても肩身が狭くどうしようかと思ったことはありますがw
以上、森下グルメ22連発でした!
どのおいしいお店にも共通してるのはなんともいえないアットホーム感。
こんなに下町グルメが幅広いバリエーションで楽しめる街もなかなかないのではと思いますが、まとまっている記事がなかなかなかったので、自分でまとめてみました。
逆にここはおいしくないよ、というところもあるのですが、ネガティブキャンペーンはやめておきます。
引き続きおいしかったところは追記して森下グルメマスターを目指したいと思います。