あやしうこそものぐるほしけれ。

心に浮かびゆくよしなしごと

結婚式二次会なんてなくなればいいのに。

20代後半ともなると、結婚式のお誘いが増えます。

特に過ごしやすい春と秋は大変で、ダブルブッキングもしばしば。
 
それ自体は大変おめでたいことですし、どうこう言うつもりはないのですが、私には結婚式二次会、というものの存在意義がよくわかりません。
 
 

お金がかかる

結婚式というと、少なくとも3万円ほど包むわけですが、二次会にも行くとなるとプラス1万円近いお金がかかります。
新郎新婦側もドレスのレンタルや会場移動にかかる経費諸々のコストがかかります。
女性はただでさえ、服を揃えたり、朝からサロンの予約をしたりで費用がかさむ中、そのお金は果たして必要なのでしょうか?
 

大切な人は披露宴や式から呼ばれる

結婚をお披露目したい仕事周りの関係各位や大切な友人は披露宴に呼ぶはずなので、二次会に来る人の大半は披露宴来てる人ですよね。
披露宴行くのに二次会行かないというのもなかなかわかりやすい理由でもないと、できないことです。
その上やることはケーキ入刀からのファーストバイトなど、披露宴と重複している場合が多く、「どうぞお写真を撮られる方は前へ」と言われても、もう写真撮らなくてもいいかなぁという気分になります。
 

お腹いっぱい

新郎新婦は慌ただしくて披露宴ではごはんが食べられないかもしれませんが、披露宴から参加してる人は十分なご馳走をフルコースでいただいています。
高い参加費を払うもののそれほど食欲も湧かず。
新郎新婦にしても、お腹が空いてるなら身内だけで寛いで食べたいのではないでしょうか。
二次会から行った場合はとにかく元を取ろうと必死で食べてしまってそれはそれで大人気ない自分に凹みます。
 

疲労困憊

結婚式したことないのでわからないのですが、正装して披露宴に参加するだけで相当に疲れます。
高いヒールに足が疲れ、引き出物を運び肩凝りもひどかったりして。
なのに、大概二次会は立食形式で、ゲームだのなんだので動き回りさらにへとへとに。
新郎新婦も笑顔の隙間に時折、疲れ果てた表情が浮かんで見えるのは目の錯覚ではないはずです。
 

二次会だけの参加はちょっと気まずい

披露宴呼ばれると二次会断れない問題も深刻ですが、二次会だけ呼ばれる場合の気まずさについても触れておきたいのです。たとえば同じコミュニティなのに、披露宴呼ばれた組、呼ばれてない組がいる時。披露宴どうだったのー?とか、キャピキャピ聞いてるふりしながら、疎外感がもう耐え難いのです。考えすぎなのはわかってるんですけど。
 

ゲームがつらい

そんな出会いとか求めてないのに、初対面苦手なのに、勝手にグルーピングされてクイズ大会とか、そういうの無理!
なんなら時々前に出てきてくださいって呼ばれたりして、賞品もらえる代わりに、何か一言とかいう不意打ち。
もう、穴があったら入りたいです。
 

別れ際何を言えばいいかわからない

あの、新郎新婦が一人一人にプレゼントを渡すやつもなんだかなぁ。おめでとう以外に何を言ったらいいのか。
披露宴出てると最早二度目だし、二次会だけの人はだいたいそんな仲良くなくて、列に並びながら、必死で言うこと考えてます。
おめでとうとは思っているんです。だから来てるんです。だから自由解散じゃダメでしょうか。
 

三次会もある意味とは

二次会だってなくていいと思ってるのに!二次会があれば、三次会もある。
そこでまた数千円が旅立っていきます。
場合によっては合流してくれることもあるけれども、もはや新郎新婦とか関係ないし、朝セットした髪もそろそろ限界だったりして、最近は断って帰るようになりました。
 

何よりもっと心からお祝いしたい

いろいろ書いてきましたが、結婚自体は本当に喜ばしいことだと思っていて、なのにそれを素直に祝う気持ちが薄れていくというか、そんなひねくれ者の自分に嫌気がさすというか。
 
何度考えてみても、二次会なんてなくていいのにと思えてしまうのです。