Kindleヘビーユーザーが思うKindleの不便なところ
photo by Mike Licht, NotionsCapital.com
この夏にKindle Voyageを手にして、私はKindleの虜になりました。
Kindleで既に数十冊の本を買い、十数冊の本を読み終えました。
もともと本好きで家に100冊以上の本を積読(つまり未読)する私が紙メディアと比べてここが不便!と思うことを綴ってみたいと思います。
私と同じような大量の本に囲まれて引越しのたびに苦しみ、そろそろ電子本に切り替えようかと検討中の方に参考にしていただければ幸いです。
Kindleの不便なところ4つ
お風呂で読めない
私はお風呂で1時間くらい読書する習慣があったのですが、Kindleはさすがに電子機器なので、落としたら取り返しがつかない、というわけでお風呂読書は断念することになりました。
お風呂がメインの読書場所という方にはKindleは向いていないかと思われます。
人に貸すことができない
読書家の常として人に最近読んだ面白かった本を聞かれて、場合によっては今度貸すね!ということになったりするんですが、Kindleはアカウントで縛られていてオススメはできても貸すことはできないのです。
本の貸し借りから恋が芽生えたりするような憧れシチュエーションも起こりえないわけで、一つ夢がなくなったような寂しさがありますよね。
なくしたとき、フリーズしたときの絶望
この数カ月でどちらも経験しましたが、端末がなくなるだけで、膨大な書籍データを失うのです。
自分がいかに今ここに確かに存在しないものに依存していたのかを思い知ります。
その虚無感は想像を絶します。
Kindleのない一週間はお昼休みや往復の電車が憂鬱で憂鬱で。
どうしたらよいかわからなくて途方に暮れていたときのAmazonサポートの人のジェントルな対応はまるで天使のようでした。
まだまだ読めない本が多い
Kindleで広がった読書の世界を思えば、この問題は思ったより深刻ではなかったのですが、それでもやはり、好きな作家の本を思いのままに購入できないのは少し不便です。
印刷会社の人の問題は理解できますが、そうではなくて電子書籍にすることに未だ反対する人ってどんな理由なんだろう。
もはや感情論になってしまっている気もします。
と、思いつくのはこのくらいでしょうか?
参考になりましたでしょうか?
いいところもたくさんあります。
ただ良いところもたくさんあります。
たとえば、
☆何十冊の本が同時に持ち歩けるし家でも場所をとらない
☆気になった所はハイライトしてすぐ参照できる
☆片手で読めるからランチ読書(他各種ながら読書)にも最適
☆Kindleオーナーライブラリーで無料で本が読める
☆今欲しくなった本をすぐ買える
☆充電長持ちで1週間くらいは充電フリー感覚で使える
☆意味のわからない言葉はその場で調べられる
☆青空文庫を文庫本のようなフォント感で読める
☆他の人がハイライトしたところがわかる
☆夜道でも読み歩きできる
などなど
私も手にするまでは紙の書籍の質感がねーとか、どこまで読んでるかわかる感じが好きなんだよねーとか思ってたんですけど、それはもう全く問題ありませんでした。